2025年4月号
お掃除って気持ちいい!
屋上の目の届かないところでは結構ゴミなどが溜まりやすいものです。
定期的にキレイにして、きちんと水が流れるようにしておきましょう。
気持ちいい!
お掃除のポイント

開放廊下の床には「ノンスリップシート」と呼ばれるものが貼られていることがほとんどです。
どんな特徴がありますか?
第一の目的はノンスリップ、つまり滑りにくくするということでした。
でも、滑りにくさを最優先したため、当然犠牲にされた部分や注意点があります。
大きな特徴として、細かい凹凸があります。
この隙間に汚れがどうしても溜まりやすくなりました。
掃き掃除をしてみると、凹凸に引っかかってなかなか土砂が寄せられません。
キレイに掃いたつもりでも、細かいホコリが隙間にしっかり残ります。
試しにタオルやモップで拭いてみてください。
一瞬で真っ黒になります。
それだけ残ってしまっているということです。
他の特徴は、表面がざらざらになっていること。
そして、若干吸い込むというものです。
その結果、汚れた水や油をため込みやすくなってしまっています。
そして、シミができやすくなりました。
ゴミを運んだときに、ポタポタ油が落とされると、吸い込まれて油分が残ります。
はじめは見えにくいかもしれません。
でも油分は乾かないので、そこにホコリや土砂が付き、黒い汚れとして表面に現れるようになるのです。
メーカーも分かっていて、滑りにくさを保ちつつ、できるだけ汚れにくい商品を開発しようと頑張っているようです。
新商品が出ると、「従来品より汚れにくくなりました」なんて書いてあります。
汚れやすいのはもう前提なのですね。
ですから、定期的に洗浄することが必要です。