2024年6月号
お掃除って気持ちいい!
マンションのゴミ置き場です。
そのつもりはないのに、ゴミ袋から垂れてしまって汚いシミが付いてしまいます。
コンクリートは染みこむのよね~。
時々しっかり洗いましょう。
気持ちいい!
お掃除のポイント
コロナの扱いが「5類」となりかなり経ちました。
あの頃の過敏とも言える感染対策はもう懐かしい遠い過去のようです。
でも、感染症はコロナだけではありません。
最近、ニュースで取り上げられ、ちょっと怖くなったので紹介します。
「溶血性レンサ球菌感染症」をご存じですか?
国立感染症研究所が発表したグラフによると、例年の折れ線グラフよりも、今年の棒グラフはかなり飛び出しているのがわかります。
この感染原である菌、略して溶連菌は、誰もが持っているごく普通の菌です。
子供の頃、高熱を出し、「あ~ヨウレンキンだね」と言われて薬を処方され、劇的に効いたことを思い出します。
今年はそれらに加え、「M1UK株」といわれる変異体が感染を広げているようです。
これは「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」、別名「人食いバクテリア」と呼ばれます。
あっという間に進行し、数日で亡くなるケースもあります。
恐ろしいですね。
感染経路として言われているのが傷からです。
清掃していると、ちょっと手をぶつけて傷や打ち身になったとか、とげが刺さった、とかありますね。
どこにでもいる菌である以上、体の奥に無防備に入り込ませないように警戒しましょう。
傷をすぐに清潔にし、経過をよく見てください。
赤い腫れが広がっていくなら、ためらわずに受診を。
一刻を争うかもしれません。
特に高齢者や基礎疾患のある方は重症化するリスクがあるとのこと。
気をつけてください。