2022年1月号
お掃除って気持ちいい!
マンションの玄関はたくさんの人が歩くのでどうしても汚れがち。
道路のアスファルトとか、土砂の汚れとか。
特殊な機材を使うと、この通り。
気持ちいい!
お掃除のポイント
感染対策に重要視されている「換気」ですが、先回の記事で空気を外から取り入れる場所があることを取り上げました。
屋外の入り口のホコリの詰まりを取っても、フィルターを掃除しても、まだ入ってくるのが弱い。
よく見ると中が閉まっていて何も見えない。貫通していないのでは?という時があります。
もしかすると「防火ダンパー」が閉まっているのかも。
防火ダンパーとは、火災が発生したとき、延焼を防ぐため、通気を遮断する装置のことです。
(マンションだと、たいてい付いています。)
バネで動く金属の蓋を、ヒューズと呼ばれる小さな金具で開けたまま押さえています。
火災が起きて、70℃以上になると、ヒューズが溶けて外れ、バネで蓋が自動的に閉まるしくみになっています。
ところが、ヒューズは小さな部品なので、火災がなくても錆びて折れてしまい、蓋が閉まることがあります。
長い年月経過しているところは要注意です。
でも見えにくいところにあるので、ほとんど気づかれていません。
また、個人の専有部分に当たるので、管理会社も点検してくれないのです。
一度、カバーを外して、穴の中をのぞいて、向こうが見えているか確かめてみましょう。
もし閉まっていたら、通気確保には金具の交換が必要です。