2021年1月号
お掃除って気持ちいい!
普通に洗ってもきれいにならない階段。
こうなってくると漂白してきれいにするしかありません。
慎重に特殊な洗浄剤を使って洗って・・きれいになりましたね。
気持ちいい!
お掃除のポイント
コロナウイルスが猛威を振るっている中、感染対策に手洗いや消毒が有効であることを先回扱いました。
学者の皆さんの日々の研究のおかげで、ウイルス不活化に有効な物質が確認されてきています。
厚生労働省の発表によると、界面活性剤の中で有効性が認められるものとして、現在9種類が発表されています。
①直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上)
②アルキルグリコシド(0.1%以上)
③アルキルアミンオキシド(0.05%以上)
④塩化ベンザルコニウム(0.05%以上)
⑤塩化ベンゼトニウム(0.05%以上)
⑥塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%以上)
⑦ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%以上)
⑧純石けん分(脂肪酸カリウム(0.24%以上)
⑨純石けん分(脂肪酸ナトリウム(0.22%以上)
洗剤や石けん類の成分表示を見ると、結構含まれていることに気づかれるでしょう。
塩素系漂白剤を用いても効果はあるようですが、濃度設定が難しいうえ、薬剤が不安定だったり、素材を痛めたり、色抜けさせてしまったり、吸い込んでしまうと健康にも良くありません。
普段の消毒で塩素系は控えた方が良さそうです。