2010年5月号
お掃除って気持ちいい!
雨の当たるアパートの廊下はコケが生えやすいものです。ここではなんと黒いタイルが貼ってあるかのようにびっしり。洗ってみたら・・おやまあ白かったんですね。
お掃除のポイント
「雨の季節を快適に」
梅雨の季節が始まります。雨が降る中、外でカッパを着て作業することもあるでしょう。しかし作業が終わると中は汗びっしょり、カッパを着ても着なくても一緒?なんてこともあるかもしれません。夏ならまだしも、梅雨寒の時期には体が冷えてしまうこともあるでしょう。少しでも快適にするために以下の情報が役立てば幸いです。
汗をかいてしまうのは動いている以上仕方ありません。問題はそのあとです。カッパを脱いだあと、汗をかいた服がベチャッと貼り付いて、急に冷えるのがいけません。これが風邪引きの元です。
さて、雨が降ってもカッパを着て行動し、体が冷えてしまうと命に関わるのでそうならないよう工夫をしている人々がいます。登山をする人たちです。 彼らは服装の中でも特に下着(Tシャツ)にこだわります。 どんなものを使うのでしょうか? 肌触りが良く、汗を良く吸い取ってくれるとしても、綿素材のものは絶対使いません。 なぜなら、綿は繊維自体が水分を吸収し溜め込む性質があり、濡れるとなかなか乾かないからです。肌の近くに水分があるため、乾くと同時に体温を奪ってしまいます。山でこれが起きると低体温症になり命に関わるのです。
登山する人たちは必ず化繊の下着を用いるように勧められます。化学繊維はそれ自体に水分を溜め込む性質はなく、繊維と繊維のすき間を使って水分を吸い上げ服のおもてに出してしまい、空気に触れさせて拡散させてしまいます。この性質によって肌の近くはいつも水分が取り除かれサラッと快適、間には空気の層があるために体温が奪われず寒くない、ということになるのです。
数年前まではこのような下着は専門店でしか手に入らず、非常に高価でした。でも最近ではユニクロさんなどでも1000円くらいで手に入るようになりました。“ドライ”“吸汗速乾””クール”などをキーワードに、探してみるのはいかがでしょうか。一度使うと冬も暖かくて手放せないという人も多いですよ。